富と権力を保つといわれる【ゴールド】について
ゴールド(金)は古代から高い価値を認められてきた金属です。溶かしやすく加工しやすいうえに美しさを長く保つことから宝飾品や、経済を支える貨幣としても利用されてきました。ここでは、ゴールドの特徴や効果をまとめました。
ゴールドの特徴
惑星と金属を結び付けた西洋の占いに「古代七金属」というものがあります。その中でゴールド(金)は「地中の太陽」と呼ばれています。
貴金属の王様というべき価値を持つ金。経済の根幹を支える存在といえるため、ロンドンやニューヨークの金融市場で毎日取引され、金価格は日々変動します。ジュエリー売買の際にも、どれぐらいの目方で、いくらが相場なのかを頭に入れておくことが重要です。
ゴールドのモース硬度(鉱物としての丈夫さ)
ゴールドのモース硬度(鉱物の硬さの基準)は純金(24金)の状態で2.5程度で、柔らかすぎて簡単に傷がついてしまいます。
純金は実用的な面からいうとあまりに柔らかすぎるため、別の金属を混ぜた18金(金比率75%)、14金(金比率58%)、10金(金比率42%)に加工されて利用されることが多い金属です。このため「金」とひとくちに言っても、その価値は大きく異なるため気を付けなくてはいけません。
ゴールドの効果
ゴールドを身に着けると心が落ち着き、負のエネルギーを吹き飛ばしてくれるとされます。エジプトの王たちや豊臣秀吉(黄金の茶室で有名)など、金を身近に置きたがった権力者は多く、それほどパワーが強いといえます。
蓄財の性質も強く、本物のゴールド・ジュエリーを目利きして買う習慣を身につければ、自分の宝石箱に将来の財産を築くことにつながります。
ゴールドと組み合わせる石は?
ゴールドは黄金色で、比較的どの石とも組み合わせやすく、ジュエリーを作る際の土台として欠くことができない素材です。どんな石もさらに輝かせるだけでなく、その石を身に着けたときのパワーを強める効果があります。特に恋愛や健康、社会的成功のパワーを持っています。
ゴールド×シトリン
黄金の同系色であるシトリンは、最適な組み合わせのひとつです。シトリンはゴールドと同じ太陽のエネルギーを秘め、金運や財運を呼び寄せる石なので金運がUPします。心身の調和を図り、疲労やストレスを軽減するとされます。
ゴールド×ピンクトルマリン、ロードクロサイト
恋愛運を向上させる組み合わせなら、ピンクや赤の石がお勧めです。どんどん攻める気持ちなら恋愛運と幸運を呼び込むピンクトルマリンを。気後れしているなら、心の傷やストレスを癒し、勇気を与えるインカローズ(ロードクロサイト)が前向きな気持ちをサポートします。
ゴールド×ペリドット
明るい緑色の宝石ペリドットはゴールドともっとも相性が良い石のひとつです。見た目の美しさはもちろん、ペリドットも古代エジプトの時代から「太陽の石」と信じられ、金運や幸運をつかさどるとされてきたからです。
古代ローマ人は健康と安眠をつかさどる石と信じていたため、ペリドットのジュエリーを枕元に置いたり、身に着けたりして寝ていたそうです。
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