タロットカード「月」の意味とリーディング
タロットカードの大アルカナ「月」は、不安や迷いを表すカードです。大アルカナ(0番から始まる全22枚)の18番目のカードとなります。ここでは恋愛(相手の気持ち、片思い、不倫、浮気、復縁)や仕事、人間関係などを占います。
月(The Moon)カードの意味
タロットカードの大アルカナ「月」は不安や迷いなどを意味します。
「月」は大アルカナカードの18番目のカードです。世界中でタロットカードの定番とされているウェイト版(ライダー版ともいう)でも、より古く歴史の長いマルセイユ版でも18番目のカードです。
このカードに描かれた図柄は、タロットカードの大アルカナの中でも、特に抽象的です。まるで夢を切り取ったような不思議な雰囲気を漂わせています。
ザリガニは「かに座」、双子塔は神殿
大きな満月に向かって伸びる1本道を、1匹のザリガニが歩み始めています。ザリガニの右にはオオカミ、左には犬が遠吠えをしています。満月の両脇には2本の塔があります。
ザリガニはかに座(守護星は月)を表します。双子の塔は教会の西出入口に建てられることが多い建造物で、月を祀っているように見えます。この蟹は本能を頼りに、月への巡礼に踏み出したと読み取れるのです。
タロットカード「月」のキーワード
タロットカードの大アルカナ「月」のキーワードは、正位置と逆位置(逆カード)で以下のようになります。
正位置
- 不安、迷い、困惑
- 将来への漠然とした恐れ
- 方向を見失っている
- 誤解や行き違い
- 間違った情報
逆位置
- 不安や迷いからの脱出
- 先の見通しがみえてくる
- 状況がつかめる
- 真実が浮き彫りになる
月の逆位置(逆カード)について
逆位置のカードをどう捉えるかはプロのタロット占い師にとっても大きな悩みどころとなっています。
幸運を告げるカードの逆位置をすべて「凶兆」と捉えてしまうと、タロットデッキのおよそほとんどが悪い意味をたたえてしまい、気持ちが救われることがありません。
逆位置をどのように解釈するかはそのときの状況をよく理解し、自らのインスピレーションを働かせることが必要です。
月が出たときの相手の気持ち
タロットカードで「月」が出たときの相手の気持ちは、正位置と逆位置で以下のようになっています。
正位置
相手はあなたのことを、つかみどころがないと感じています。あなたが何を考えているのか、あなたとどう接していいのか、わからないようです。
または、あなたに対しての誤解が生じているかも知れません。不安な気持ちから、一緒の時間を楽しめていない様子がでているようです。
逆位置
相手はあなたのことをじっと見つめています。何を考えているのだろう、どういう人物なのだろう、あなたという人間について少しづつ理解し始めている様子です。
あなたと分かり合えそうな気がしているし、あなたとの関係性にも明るい将来を感じているようです。
片思いを占って月が出たとき
タロットカードで片思いを占って「月」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。
正位置
相手はあなたのことを好きでも嫌いでもない状態です。あなたが好意を告げても、どうして返事をしていいのか迷ってしまって、交際にはなかなか発展しません。
まずはお互いを知ることから始めると良いでしょう。あなたの人柄や気持ちがわかれば、相手もだんだんと積極的になることが暗示されています。
逆位置
お互いのことを「安心して接していける人」だと見ているので、交際に発展する可能性も高そうです。
月のカードは、「将来に対する不安」を意味しますので、不安に囚われ始めると関係がうまくいかなくなります。
あなたがまず不安を捨てることで、交際が始まります。付き合った先の未来も、今気にするのはやめましょう。
浮気を占って月が出たとき
タロットカードで浮気を占って「月」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。
正位置
月のカードは疑心暗鬼を表します。相手が浮気をしていないか、不安で不安でたまりません…。人の将来への不安が強すぎて、無駄に浮気を心配している様子がでています。
仮に浮気をしていたとしても確かな証拠を掴めません。今は浮気の証拠を掴んでやろうなどと動き回らず、落ち着いて行動しましょう。浮気の幻影を見て嘆いている人もいそうです。
逆位置
不安な状態から解放され、真実が見えて来た様子を表しています。浮気しているかもと疑ったり、自分以外にも相手がいるのでは?と疑心暗鬼になっていた気持ちは終わりにしましょう。
相手をきちんと信じる気持ちであったり、本質を見極める目を養うことが大事です。
不倫を占って月が出たとき
タロットカードで不倫を占って「月」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。
正位置
この先が不安で仕方がない様子がでています。相手との不倫を楽しむ余裕もなく、将来ばかり心配してしまいます。
もともと不倫は将来への不安がつきものですが、月のカードが出るということは、さらに先が見えず、どう進めていっていいか分からない、苦しい思いをしているということでしょう。
今はそういう時期なのだと理解すること、状況が変化するまで今は進むべき方向性が見えてくるまでむやみやたらに行動しないようにしましょう。
逆位置
迷いや不安から解放された様子が現れています。不倫関係を精算するのか、このまま続けるのか。または、本命と別れて不倫相手を本命にするのか?
月のカードは「インスピレーションに優れる」というメッセージもありますので、直感を信じて未来に向かって進んでいきましょう。
復縁占いで月が出たとき
タロットカードで復縁占いをして「月」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。
正位置
復縁した方がいいのかな?しない方がいいのかな?といった迷いと不安の中にいる様子が表れています。今復縁しなければ誰かに取られてしまう、という気持ちから復縁したいと思っている可能性もあります。
闇雲に行動してしまうと復縁しても、これで良かったのかと悩むことになりますので、今は答えが見えてくるまで待ちましょう。
逆位置
迷いや不安感から解放されて、やっぱりこの人と復縁したいと強く思っているようです。
別れた時には見えていなかった相手の姿や、2人の将来が頭にチラついて、どうしても復縁したいという気持ちが強くなるという様子がでています。過去の失敗も見えてきますので、復縁するべきかは自分でわかるのではないでしょうか。
仕事を占って月が出たとき
仕事についてタロットカードで占って「月」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。
正位置
誰も経験したことがない、暗中模索しながら進めないとならない仕事に携わる可能性があります。アドバイスがあまり役立たない時期ですので、自分でしっかりと調べて進みましょう。
逆位置
難航していた仕事が、霧が晴れるように見通しが立ち始めます。まだまだ油断は出来ませんが、良い方向に進み始めています。
人間関係を占って月が出たとき
人間関係についてタロットカードで占って「月」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。
正位置
陰口をふりまいたり、裏で暗躍する人物がいる可能性を示します。また、ポイント外れのアドバイスを振り回す人もいそうです。自分でしっかりと見極めないと振り回されます。
逆位置
自分の味方が誰かわかってくる時期です。ともに進んでいける仲間を大切に、難局を乗り切りましょう。
この記事の執筆者
タロット占いは中世から伝わるタロットカードを使います。大アルカナは22枚、小アルカナは14枚のスート(セット)が「ワンド」「ペンタクル」「ソード」「カップ」それぞれ4種類あり、全部で56枚です。占い師のインスピレーションが大切な占いです。