タロットカード「カップの8」の意味とリーディング

タロットカード「カップの8」の意味とリーディング

タロットカードの小アルカナ「カップの8」は、旅立ちや、ものごとを手放すタイミングを表すカードです。小アルカナのカップ(聖杯)グループ14枚の8枚目のカードとなります。ここでは恋愛(相手の気持ち、片思い、不倫、浮気、復縁)や仕事、人間関係などを占います。



カップの8の意味

タロットカードの小アルカナ「カップの8」は、新しい世界に旅立つことを表すカードです。

タロットカードの小アルカナは「ワンド」「カップ」「ソード」「ペンタクル(コインともいう)」の4グループ×各14枚、合計56枚あります。カップには愛情や感情という意味があります。

「カップの8」は、ものごとを達成し、満足してふたたび旅立つという意味が強いカードです。「ソードの6」のように、逃げ出したり、危機から脱するために旅立つのとは異なります。

「ソードの6」と比較すると、未来への再チャレンジ、前向きな旅立ちを表すのが「カップの8」といえます。

小アルカナのカップはトランプの「ハート」

小アルカナのカップはトランプの「ハート」から派生したといわれます。「ハート」は聖杯を表し、愛と教育をもって世の中に尽くす聖職者を象徴しています。キリスト教の宗教儀式で使う「チャリス」という名で呼ぶこともあります。

ヨーロッパの伝説では、聖杯には人を癒す飲み物が入っているとされるため、カップには愛情、慈しみ、癒しの意味もあります。

カップは「水」をあらわす

小アルカナの4つのグループ(スート)はそれぞれ、古代哲学の4大元素「風、水、土、火」をあらわすとされています。カップはこのうち「水」のグループのカードです。「水」の元素は、感情や愛情を意味します。

タロットカード「カップの8」のキーワード

タロットカードの小アルカナ「カップの8」のキーワードは、正位置と逆位置(逆カード)で以下のようになります。

正位置

  • 達成して次に進む
  • スタートすべきタイミング
  • 心機一転、再出発
  • 次のステップへ踏み出す
  • 慣れ親しんだ場所から離れる
  • 見切りをつけて先に進む

逆位置

  • 現状にとどまれ
  • 再出発できない
  • 現状に不満があり先に進めない
  • マンネリな気持ち、停滞する
  • 過去の栄光に生きている
  • 新しいものを拒否する

カップの8、逆位置(逆カード)について

逆位置のカードをどう捉えるかはプロのタロット占い師にとっても大きな悩みどころとなっています。

幸運を告げるカードの逆位置をすべて「凶兆」と捉えてしまうと、タロットデッキのおよそほとんどが悪い意味をたたえてしまい、気持ちが救われることがありません。

逆位置をどのように解釈するかはそのときの状況をよく理解し、自らのインスピレーションを働かせることが必要です。


カップの8が出たときの相手の気持ち

タロットカードで「カップの8」が出たときの相手の気持ちは、正位置と逆位置で以下のようになっています。

正位置

2人の関係に変化が訪れるカードです。あなたとの関係に満足しており、次のステージに進みたいという気持ちがあるか、または、今までの関係を終わりにして、新しいステージ(または土地)に移るべき時期と感じています。

相手の気持ちがあなたから離れていくのか、今までとは違った関係を求めるのか、いずれにしても今までの関係には変化が起きそうです。

逆位置

猛烈にアプローチして恋人関係にはなれたけれど、そこから停滞してしまっている、と感じているようです。次のステップに進んだり、今の関係から抜け出したいと思っている気持ちが出ています。

2人でいると居心地はいいけれど、ずっとこのままの関係ではダメだと思っているようです。それでもダラダラと同じような行動しかできないことに苛立っている様子です。

片思いを占ってカップの8が出たとき

タロットカードで片思いを占って「カップの8」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。

正位置

長年温めてた気持ちを相手に伝えるべき時期です。カップの8は変化を表すカードですから、今すぐに次のステップに進む時期です。現状に満足していてはいけないという暗示です。

片思いの相手となんとか良い関係を作ろうと頑張ってきました。今こそ次のステップに踏み出したり、この片想いに見切りをつけて、次の恋に行くべき時期です。今すぐ決断して動きましょう。

逆位置

思うような関係が築けず、停滞しているというカードです。むしろ宙ぶらりんの状態が居心地よくなってしまっていませんか?この片想いをあきらめきれず、かといって新しい恋にも進めない様子です。

うすうすは実らないと分かっていながら、諦めることもできずに相手のことを想っていませんか?自分でも嫌気がさしているのに、次の恋に踏み出せず、踏ん切りもつかない…しばらくはそういう時期が続くかもしれません。

不倫を占ってカップの8が出たとき

タロットカードで不倫を占って「カップの8」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。

正位置

不倫関係を解消するべき時が来たようです。もう不倫は満喫したと感じているのではないでしょうか?泥沼になってしまう前に良い状態のまま別れましょう。不倫関係に長居は禁物です。

生ぬるい居心地の良い関係に浸っていたい気持ちもあるでしょう。しかし、ぐずぐずしていると強制終了しなくてはならなくなりそうです。いま、自分でしっかりと選択して人生の次のステップへ進みましょう。

逆位置

この不倫関係はもう先がなさそうだ、とお互いにわかっているのに、関係を終わりにできない様子が出ています。または、不倫に飽きてきている状態です。いつかはこの関係を手放さなければならない時が必ずきます。

この状況をどうにか変えたいと想っているようですが、進展もなく、終わりにも出来なくしばらくこのモヤモヤした気持ちが続くでしょう。終わりにできないけれど、進展もしない。肩書きだけの不倫関係という状態です。


浮気を占ってカップの8が出たとき

タロットカードで浮気を占って「カップの8」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。

正位置

良い変化や決断を促し、人生の次のステージに進め、というカードが出ました。過去は振り返らず、自分がいちばん良いと思う次のステージに踏み出しましょう。長居は無用です。

もし浮気をしているなら、相手はもはや過去の人です。楽しい思い出や執着心、気心の知れた居心地の良さ…よくわかりますが、変化の時が来ているようです。

逆位置

未来が見えない状態です。交際相手の浮気が発覚した場合、今まで2人が積み重ねてきた信頼関係が崩れてしまうでしょう。それは結婚生活や、結婚一歩手前までいっている関係かもしれません。

相手が浮気をする前には戻れません。今気づいて良かったと踏ん切りをつけるべきです。それなのに、そこに留まり先に進めない状態の2人がいます。

復縁占いでカップの8が出たとき

タロットカードで復縁占いをして「カップの8」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。

正位置

相手はもう過去の人です。あなたの人生を通り過ぎていった人にしがみつくことはせず、次の恋に進むべき時です。楽しい思い出、相手の素敵な長所など…思い出に浸らないこと。つらくなります。

過去のことと割り切り、新しい恋を探す時期に来ています。復縁はしない方が良いでしょう。復縁しても過去に戻るだけです。今のあなたにはもう必要ないようです。思い出は美しいまま残しておきましょう。

逆位置

次の恋に踏み出したい気持ちはあるけれど、どうしても復縁に固執してしまっているあなたがいます。しかし、未来を共に歩いていく相手ではなさそうです。

次の恋に進めない。踏ん切りがつかない。復縁にこだわり続ければ、相手とつながっていることは可能です。どうしても諦めきれないなら、もうしばらく相手とつながっていることもありかもしれません。


仕事を占ってカップの8が出たとき

仕事についてタロットカードで占って「カップの8」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。

正位置

ひとつの仕事や期間が終わり、新しい仕事や環境に旅立ちそうです。あなたは過去に自分がやり遂げたことを思い出し、成功を数えながら先に進みましょう。自分の活躍の場を広げるときがきています。自信をもって。

逆位置

なかなか新しい環境に身を置くことができません。同じような環境で同じような仕事が続きます。そういう時期であると考えるしかなさそうです。古いやり方や過去の栄光にこだわり、新しいものを受け入れない職場という意味もあります。

人間関係を占ってカップの8が出たとき

人間関係についてタロットカードで占って「カップの8」が出たときのカードの意味は、正位置と逆位置で以下のようになっています。

正位置

新しい環境に身を置き、自分の趣味や人間関係を広げるタイミングが来ています。億劫がらずに自分からチャンスを作っていきましょう。思いがけないような展開があり、新しい引き出しを持つことができます。

逆位置

古いしきたりややり方、過去の栄光に縛られた人たち。コツさえ呑み込めば、ラクして時間が過ぎていく環境です。もしあなたが現状を居心地がいいと感じているなら、もうしばらくそこにいましょう。



この記事の執筆者

Pearl編集部☆TAROT班

Pearl編集部☆TAROT班

タロット占いは中世から伝わるタロットカードを使います。大アルカナは22枚、小アルカナは14枚のスート(セット)が「ワンド」「ペンタクル」「ソード」「カップ」それぞれ4種類あり、全部で56枚です。占い師のインスピレーションが大切な占いです。

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