花のサブスク「LIFFT」5月号のレビュー

花のサブスク「LIFFT」5月号のレビュー

Pearl-magazineでは、生花のサブスクリプション「LIFFT」をシリーズレビュー中。今回は5月に届いた芍薬(シャクヤク)の花をレビューします。フラワーサブスクの中でも、花のセレクトや鮮度にこだわりが強いというLIFFT。今回はそのこだわりが本物か、また活け花経験ゼロの初心者がどこまでプロっぽい空気を出せるのか、検証しました!

花のサブスク「LIFFT」今回の検証ポイント

お花のサブスクLIFFTの特徴は、数あるフラワー系サブスクサービスの中でも、お花のクオリティとセンスが良いことにこだわりがあるそうです。

LIFFTの特徴

  1. 選ぶ花のセンスが良い
  2. 新鮮な花が届く
  3. アレンジしやすい長めの花
  4. 配送日は毎月変えられる
  5. 「LIFFT Journal」情報誌が同梱

今回はこの中でも、1.~3.を検証。本当にセンスがいいのか、新鮮な花なのか、アレンジしやすい長さなのか?本音を書いていきます。

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編集部の活け花経験について

担当編集部員は、「花屋で買ってきたら、花瓶に突っ込む」以外の経験なし。

さすがに経験がなさすぎて気の毒なので、予算3000円を渡して、花瓶だけは自分で選んでもらいました。

条件は以下2点。

  • シンプルなガラス製で、
  • お花の高さを活かすもの

5月25日:LIFFTから5月の花「芍薬(シャクヤク)」が到着!

5月25日の午前中に5月の花「芍薬」が到着しました。ここからちょっと前回記事のデジャヴ感が漂いますが、おゆるしを…。

パッケージのサイズは縦16㎝×横16㎝×高さ47㎝。かなり背の高い段ボールです。お花が入っているだけなので、ぜんぜん重くありません。

いちおう採寸も載せておきますね!

さて、中を覗いてみましょう…

おぉっ!キレイ!!!!

あれ?でも、これ、芍薬?

もしかして、写真右下の丸いものが、芍薬のつぼみ…?

5月の花「芍薬」のセット内容

まずはセット内容をあらためます。

  1. 芍薬の花束(どうやら芍薬はまだ蕾)
  2. LIFFT journal 07(5月号)
  3. List of Your Flowers(今月のお花のリスト/裏は簡単なお手入れ方法)
  4. 切り花用フラワーフード「クリザール」

お花の長さは、ふつうに花屋さんで売っているぐらいです。

いちばん長いもので50㎝ほど。バラシてみましょう。

今月のお花のリストによると、これらのお花は以下のようになっています。

芍薬(JA長野みゆき)姫リョウブ

スプレーマム

クレマチス/ペトリエイ(葉)

イタリアンルスカス

アスパラ

花の知識ゼロの、編集部員。

どの花が、どれだか、まったくわかりません。ググって調べてみると、こういう感じです!

最初に芍薬かと勘違いしていたのは、スプレーマムだったのですね…。

芍薬のつぼみは3つあり、1つはふっくらしてますが、残り2つはいつ咲くのかな…というぐらい硬いです。

芍薬を活けていきます!

さっそく活けていきましょう。こちらが編集部員が3000円の予算で買ってきた花瓶です。

店員さんに「背が高く、口がすぼまっているので、少ない花でもバッチリ活けやすいですよ!」とアドバイスをもらったそうです。

リサイクルガラスなので、色が無色透明ではなく、ちょっと味がありますね…。形もよく見ると右に傾いています。ま、いいか。

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感想(0件)

まずはお花を活ける下準備

お花の扱い方が書いてあるのは、

  • List of Your Flowers(今月のお花のリスト/裏は簡単なお手入れ方法)

です。これによると、保水材を洗い流して、切れ味のよいハサミで茎の先端を1センチ切り、花の栄養剤を溶かした水に入れるだけですね。

ちなみに、お花の保水材はこんな感じです。

中はたっぷりとトロトロのゼリーが入っています。これなら花も1日~は持ちそうですね。

とくに難しいプロセスもないので、ゼリーを洗って根元を1センチ切ったら、そのまま花瓶に突っ込んでみました。

おぉ。悪くない…!!!!

悪くないぞ…!!!!!!

1日目の出来栄え+おまけ

写真だけ、向きを変えて撮りなおしてみました。

どうでしょう?

長さも最初からそろっていたので、ゼリーを落として茎を1センチづつ切った以外は、とくに何もしていないのですが…?

かなり本格的な出来栄えです。活けた本人は感動を隠せないようです。

1日目のおまけ

じつは活けている途中で、花瓶に入らなかった大きい芍薬の葉っぱを1枚落としました。これが活き活きと美しいので、飾れないかと思案。

スプレーマムの余分な花(オレンジの四角い部分)を1つカットしてプチ活け花を試すことに。

容器は先日頂いたデパ地下総菜の空き容器(ガラス)。

おぉ…!悪くない!!!こちらも悪くないぞ…!

というわけで、1日目は終了しました。芍薬がまだほとんど開いていませんので、明日以降もレポートを続けます。

2日目の出来栄え

2日目の午前中。みごとに白い芍薬が咲き始めました…!

たぶん、あと2つも咲いたら、この花瓶からは引っ越しをしないといけないですね…!?花が大きいです。

3日目もレポートを続けます。洋風アレンジにも挑戦です。(5月26日・届いて2日目)

お花の定期便 LIFFT



3日目の出来栄え+おまけ

芍薬が届いて3日目の午前中です。白い大輪の芍薬が満開に。測ってみたところ、白い芍薬は満開時で約15㎝。

お花が小さめに写っていますが、遠近感のせいです。お花はぴったり15㎝ぐらいです。

ピンクの芍薬も開き始めたので、全部一緒の花瓶に入れていると狭すぎます…!

というわけで、届いたセットのうち、白い芍薬だけ残してピンクと赤の芍薬は別の花瓶に移そうと思います。

白い芍薬はもともと高さがある(40㎝弱)ので、花の直径が15㎝にもなると、1本でも迫力満点です。

和風テイストで潔い感じ!

スプレーマムと残りの芍薬2本、アスパラとクレマチスは別の器に移動してもらいました。長さはかなりカットして、30㎝ぐらいの高さにボリュームが出るようにしてみました。

お花を入れたのは、編集部員のキッチンにあったIKEAの白いピッチャー。ホーロー製で食器としても使えるアイテムです。

北欧ふうに雰囲気が変わりますね!

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切り落とした葉や花も、先日のオマケに追加。デスク上とか洗面所に置くと、癒されます。

ピンクの芍薬はどんどん開いて、夜にはほぼ満開に。あとは赤の芍薬だけなのですが…この子がやたらと蕾が硬い…?

(5月27日・届いて3日目)

4日目の芍薬

芍薬が届いて4日目の午前中です。白い芍薬は相変わらずの真っ盛り!!!

凛としたたたずまいは本当にすごい存在感です。写真で見ると小さく見えますが、40㎝もあるんですよ!

そして、昨日活け直した「北欧風」芍薬アレンジ。

透明感のある絶妙なピンク。アスパラガスもクレマチスの葉も昨日よりも元気!!!

気になるのは…赤い芍薬です。昨日より大きくなってはいるのですが…。

明日になっても咲かなければ、「湯上げ」を試してみます。これはLIFFTのメールに書かれていた芍薬の咲かせ方で、Instagram動画もあるそうなので。

LIFFTのコスパを街でチェック!

4日目の今日は、近所のお花屋さんまで出向いて、芍薬を見てみることに。

やっぱり芍薬の季節なんですね!いろんな芍薬があります。

お花の大きさはLIFFTで届いた芍薬の70%ぐらいでしょうか。売り場にある芍薬は、茎がグニャグニャっとしたものが多いようです。品種がちょっと違うのかな?

芍薬は、やっぱり蕾で売っているものなのですね。とても人気のある花屋さんなのですが、正直、今回はLIFFTの芍薬のほうがコスパがいいと思いました。

1本500~600円で売られている芍薬よりも、LIFFTのほうが花が元気で大きいです。

さて、明日こそ赤の芍薬が咲きますように…

(5月28日・届いて4日目)

この記事の執筆者

Pearl編集部

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