小学生の英語教育に聞き流し学習!プロも推薦の「キクタン」

小学生の英語教育に聞き流し学習!プロも推薦の「キクタン」

日本でも英語教育の早期化が始まりました。いまや義務教育でも、小学3年生になるとネイティブによる英語の授業があります。6年生にもなると、かなり難しい英語のプリントをこなしていることにびっくりする親も少なくありません。ここでは子供の英語教育におすすめの「キクタン」を利用した「聞き流し学習」をご紹介します(タイトル画像は紹介する書籍の表紙をお借りしています)。



小学6年生の英語を、プロに診断してもらった!

いまや子供の英語教育は親世代(中学1年生で英語に初めて触れた世代)とは比べ物にならないほど、早期化しています。義務教育の公立小学校でも、小学校3年生(8歳)になると英語の授業が始まります。ネイティブの先生が来る学校も多いようです。

しかし本当に子供たちには英語が身についているのでしょうか?

ある小学6年生の子供をもつ親が、有名な英語のコーチングサービスでレベルチェック面談を受けさせてみました。このコーチングサービスは短期集中で英語力をつけてくれることで有名で、その価格は30万円/月と超高額のため、どんな授業がしてもらえるのか期待が高かったといいます。

自己紹介もできない…!?

レベルチェック面談の結果、子供さんは思っていたよりもぜんぜん英語が出来ないという結果でした。

「オンライン面談で自己紹介を求められたのですが、自分の名前と“I like orange.”(オレンジが好きです)というフレーズしか出てきませんでした。小学校でも英語の授業を受けていますので、ここまで話せないのはびっくりしました。幼稚園時代は英語保育も受けていたので、本人もちょっと落ち込んだようです」

英語初心者は、何はなくとも単語と熟語を!

英語のプロからは、コーチングサービスに高い学費を払うまでもなく、ふつうに買える教材での自習を勧められたそうです。

小学生のような英語の超初心者は、まずは正しい英単語と英熟語を頭に叩き込む期間が必要です。英語を話そうにも、材料となる単語力がないと何もできないのです。

たとえば、文法がまったく出来なくても、単語を並べてコミュニケーションをすることはできます。イタリアに行って、イタリア語の文法はわからなくても、“パスタ”と言えば、レストランのオーダーぐらいはできます。


①改訂版 キクタン【中学英単語】

英語コーチングのプロが、小学6年生に勧めた自習用教材は、株式会社アルクの「改訂版 キクタン【中学英単語】高校入試レベル(定価1320円)」でした。

毎日、聞き流すだけで中学校3年間ぶん(高校入試までに必要となる)の英単語が身につく教材です。コンパクトなB6サイズのテキストにCDが2枚ついています。

プレステしながら、マンガ読みながら「聞き流し」

プロのアドバイスは「遊んでいるあいだ、ずっとキクタンをかけっ放しすること」でした。もともと1日に1時間ほどゲームをしていたので、ゲームの音声をしぼって、代わりに「キクタン」をずっと流すことに。

子供も最初は嫌がっていたものの、ゲームは同じ効果音の繰り返しが多いため、音がなくても大部分は不都合ないとのこと。「キクタン」との相性は悪くないようです。1週間もすると子供が自分でCDをかけてゲームをするようになりました。

1か月でもびっくりする効果

「夜寝るときにキクタンが耳の奥から聞こえるよ」と子供が言うぐらい、キクタンをかけっ放した1カ月。

キクタンの書籍版にはチェックに便利な赤いシート(学生時代を思い出して懐かしい!)がついています。いくつかテストをしてみたところ、かなりの正答率です。

インターナショナルスクールでも導入

かつてはインターナショナルスクールといえば、帰国子女のような英語が喋れる子供しか受け入れないイメージがありました。しかし近年、英語が初めての日本人生徒を受け入れるインターナショナルスクールが増えています。

 

そういった学校では英語初心者の生徒に短期間で一定量の英単語を学習させる必要があり、「キクタン」を使った自習を勧めている学校もあります。

株式会社アルクは語学教材の老舗

株式会社アルクは、創業1969年4月という老舗出版社。創刊50周年を迎える英語月刊誌「ENGLISH JOURNAL」などを発行しており、通信教育と語学教材にとくに強みがあります。

「キクタン」シリーズは英語だけでなく、韓国語、中国語やスペイン語などの多彩な言語を網羅し、累計400万部の大ベストセラー。「キクタン【中学英単語】高校入試レベル」もすでに改訂版であり、発売後もつねにクオリティをアップデートしています。

②キクジュク【中学英熟語】も追加!

数か月「キクタン」を聞き流しているうちに、子供さんが「だいたい覚えた」と言い始めたため、お母さんは「キクタン」の続編を探したそうです。

英単語をさらに積み増すなら、キクタンの高校生向けのシリーズを追加するのがいいようですが、キクタンの熟語版で「キクジュク<中学英熟語>」というテキストもあり、そちらを利用してみることに。

「キクジュク」は、CDが1枚とテキストのセットです。

キクジュクもキクタンと同じようにコンパクトに内容がまとめられています。よりセンテンス(文章)重視の内容で、英検対策などに役立ちそうです。

お子さんは「キクジュク<中学英熟語>」もすぐに覚えてしまいそうとのことです。



キクタンシリーズは高校生向けも充実!

この次のステップには、高校生向けの教材に挑戦することも考えてみましょう。キクタンシリーズは、高校生向けラインアップがいちばん充実しているからです。

英検対策や大学受験レベル教材などの他、会話篇や文法学習をふくめた大学受験向けのシリーズ「ユメタン」もおすすめです。名門の灘中学校および高等学校の英語の先生、木村達哉さんが監修をしています。シリーズは4冊。

キクタンシリーズは、レベルや目的ごとにラインアップ豊富なので、覚えたらどんどん先に進むことが可能です。英会話教室やコーチングに比べて、費用も時間もそれほどかかりません。オトクに英語の基礎を固められる魅力的な勉強法といえそうです。

子供の気持ちを見ながら気長にトライ!

小学校3年生から英語教育が導入されるようになり、子供たちも英語に親しむ空気は出来ています。それを確実な学力にしていくには単語力と熟語力を確実に伸ばすためのサポートができるといいですね。

キクタン学習は向いている子なら、とても手軽な値段で自然に英語力を伸ばせます。かといって親があまり詰め込みをしすぎないように、気楽に気長に、つきあっていけるといいですね。


この記事の執筆者

Pearl編集部

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